速さの意識が成績を伸ばす!

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問題を速く解く重要性


家庭教師は生徒の

「分からない所」を「分かる所」に変えていく事,

が主な仕事です。

生徒自身もそう思っているでしょうし、

「ここが分かりません!」

という質問は多くあっても、

ここは分かるし、もっと早く解けるようになりたいです!

という質問はあまりありません。

分かりやすい授業が出来ている、

生徒からも信頼されている、

そんな講師だからこそ陥ってしまいがちな「見落とし」が、

問題を解くスピードをどうするのか?

という視点です。

これはどの科目に言える事ですが、

勉強には試験があります。

試験がある以上、

問題を解けるだけでは十分とされず、

必ず「時間内に」という条件が付け加えられます。

生徒が問題が解けるようになるのは大前提ですが、

それと同時に試験を制限時間内に解けるようなスピード、

を身に付ける事も要求されているのです。

ということは、

授業の中でそういった事も教えられるのであれば、

含めていくのが大切です。

しかし、それは大変難しい事でもあります。

速さを求めるのは難しい


例えば、数学の証明の問題は、

経験がものを言う世界です。

慣れていない人と慣れている人。

この違いだけで、

問題を回答する速度は(慣れていない人にとっては)

想像を絶するほどの違いになるでしょう。

しかし、現実にそのような状態にするためには

非常に時間がかかってしまいます。

新しい単元に入るごとに内容を理解し、

問題を解くことが出来るようになるだけでなく、

そのスピードを上げるために

数までこなさねばらなりません。

多くの講師の方はおそらく、

内容理解と理解の確認までは問題を解かせても、

それが出来るようになればその単元はおしまい、

としていると思います。

仕方が無い事です、

時間は限られていますから。

その上でスピードを上げる為には

宿題を増やして経験を積ませることになります。

つまり、

ひたすら経験を多く積ませることによって

問題を速く解けるようにしようというのは、

家庭教師が担当できる時間の範囲では

非常に厳しいという事が分かると思います。

ただただ早く授業を進めては、

「追いつけない嫌な授業」に、

一問一問ゆっくりやっていては、

「早さは度外視した授業」

になってしまいます。

しかし、それらの良いとこどりの

「早さも磨けてしっかりと理解できる授業」

をする事は決してベテラン先生

にしかできない神業ではありません。

どんな子が問題を速く解けるのか?


そもそも、問題が早く解ける

というのはどういうお子さんでしょうか。

証明問題を例にすれば、

・証明する為に何が必要なのかをすぐに見抜き

・その為に必要な条件を見つけるのが早い

と言えるでしょう。

単元や教科が違っても、

その基本的な原理は変わりません。

その為の「慣れ」というものを身に付けるのが、

多くの問題を解いて経験を積むという方法になります。

「何が必要なのか」と「その為にどうするのか」

をいかに早く認識する事が出来るか。

それが問題を解く速さの鍵になります。

それが早い人の事を世間では

「頭の回転が速い」

というような言い方をしたりするのです。

ちなみに、「慣れ」というのは、

頭の回転を速くするための物ではありません。

「何が必要なのか」「その為にどうするのか」

を考える時に、

問題のセオリーを知っている事によって

正答を導きやすくするものです。

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