採用が決まって初めての授業、
ドキドキします。
「生徒はきちんと話を聞いてくれるだろうか?」
「ちゃんと分かりやすい授業ができるだろうか?」
心配は尽きないものです。
新人講師のあなたに
はじめての授業”押さえておくべき”ポイントをお伝えしたいと思います。
授業の基本は「解説」+「演習」のサンドイッチ
まず最初に押さえておくべきポイントは、
「解説」と「演習」
で成り立っている ということです。
一般的に講師の「解説」だけを聞いて
すぐにできるようになる学習者(=生徒)
はほとんどいません。
学習者ができるようになるためには、
講師の「解説」を聞いて内容を理解し、
それを使って実際の問題を「演習」
する必要があります。
ですが新人講師は、
この二つのうち、
「解説」の方に意識が行きがちです。
「どう解説すれば分かりやすいか?」
「飽きずに聞いてもらうにはどうしたらよいか?」
と、「解説」の仕方ばかり考えてしまいます。
でも、
学習者をできるようにしてあげるには、
授業時間中に「演習」する時間をとって、
学習者自身が練習する機会
を作ってあげる必要があります。
なので実際の授業の中では、
「解説」と「演習」を、
「解説①」→「演習①」
→「解説②」→「演習②」
→「解説③」→「演習③」
といった形で交互に行い、
ステップ・バイ・ステップで授業を進めましょう。
まず最初にここを解説したら、
この問題を演習させる。
それができたら、つぎにここの解説をして、
こちらの問題の演習、
こんな感じで1コマの授業の流れを考えるのです。
サンドイッチのように、
「解説」と「演習」を交互行うことで
いつのまにか授業前より1段高いところまで到達している。
そんな授業が学習者にとっての理想の授業です。
というわけでまずは、
授業の大きな流れとして、
「解説」と「演習」を交互に組み合わせて授業計画を立てましょう。
この流れさえきちんと守れていれば、
「全然身につかない」
「居眠りをしてしまう」
といった最悪の事態は避けることができますよ♪
最後までお読み頂き
ありがとうございました。
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